町長あいさつ

公開日 2018年01月10日

更新日 2018年03月16日

 この度は東串良町のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。
 私たちの町、東串良町は鹿児島県の大隅半島の中央部に位置しています。面積27.78k㎡で、白砂青松の柏原海岸、実り豊かな田園や自然が広がる土地柄です。
私も町長就任2年目で、町政の舵取りをさせていただいておりますが、様々な分野におきまして、町民の皆様のあたたかいご支援ご協力を賜り心から感謝とお礼を申し上げます。
 ここに、東串良町の一層の発展と躍進を期してまいりたいと、心を新たにいたしております。
 さて、昨年を振り返りますと、7月に九州北部豪雨災害が発生し、早速、本町からも、人的支援や義援金を届けました。また、鹿児島湾を震源とする地震(大隅地方震度4)も発生しました。さらに、8月に台風5号、9月に台風18号、10月に台風21号・22号と連続で襲来しました。本町におきましては、幸いにも人的被害はありませんでしたが、改めて、自然災害の脅威と日々の備えの大切さを肝に銘じたところであります。
 こうした中、私の目指すまちづくりは、「笑顔あふれるまちづくり」をスローガンに掲げているとおり、町民の皆様のしあわせのために「◆こどもに夢を!◆若者にロマンを!◆お年寄りに愛を!」を重点に推進しております。
 職員にも、町政の各施策において一歩前へ進む行動力を働きかけ、町民サービス向上に全力で取り組むよう指示しております。
 昨年、農業関係におきましては、5年に1度開催されます和牛のオリンピック、全国和牛能力共進会が宮城県仙台市で開催され、本町から出品された5名の皆様のご尽力により、鹿児島黒牛日本一の称号を得ることができました。
 次に防災・減災に目を向けますと、今後30年以内に南海トラフ地震等の発生が危惧されております。東日本大震災や熊本地震の被災後に課題となった「一定期間滞在し、避難者の生活環境を確保するための避難所」が必要不可欠であることから、現在、安留地区に町防災センターを建設中であります。同時に津波災害逃げ遅れ対策として柏原地区の洲崎・戸柱神社の避難階段の整備も進めております。今後も防災施設等は、必要に応じ、中・長期的に取り組み、「安全・安心なまちづくり」に努めてまいります。
 次に観光関係におきましては、280年余りにおよぶ伝統行事の柏原大相撲は毎年、観光客の誘致や町の活性化に大きく貢献している行事でもあります。そこで、雨天時でも土俵の良好な状態が確保できるように、相撲場屋根を設置いたしました。
 次に教育関係におきましては、既設住宅の老朽化に伴い、東串良中学校体育館西側に教職員住宅を新築いたしました。未来の東串良町を担う大切な子ども達を教育していただく、先生方の住居環境改善を図ったところであります。
 私が目標とする「笑顔あふれるまちづくり」を推進していくために、私自身が町PRの広告塔となり、トップセールスを今後も引き続き精力的に行い、実効性のある効果的な施策を年次的に着実に実施してまいります。
 昨年同様、東串良町の将来に向かって重要な年であることを認識し、町民の皆様と一丸となって町政運営に邁進してまいります。

東串良町長 宮原 順

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総務課
TEL:0994-63-3131
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