キオビエダシャクによるイヌマキ(ヒトツバ)等の被害について

公開日 2024年05月08日

更新日 2024年05月10日

近年、キオビエダシャクという蛾の一種により、イヌマキ(ヒトツバ)やナギの葉が食べ尽くされる被害が拡大しています。この食害により、被害木が枯死することもあります。

〇キオビエダシャクとは

 ・体長2cm、開長6cmほどの羽に黄色の帯状の柄がある蛾。

 ・年に4~5回出現し、朝と夕方に飛び回る。

 ※成虫は捕食を避けるための毒を保有しています。幼虫・成虫ともに、人が触れても害はありません。

(幼虫)

(成虫)

【防除法】

 幼虫が少数の場合は、木を揺すり落下した幼虫を捕殺することも可能ですが、大発生の場合は、トレボン乳剤(4000倍希釈)やロックオン(1000倍希釈)が効果的です。

 イヌマキは、通常1回の全葉食害で枯死することは少ないですが、食害を受ければ大きなダメージとなります。薬剤散布時期については、3月から11月頃までの間に数回散布した方がよいです。また、散布するときは自宅だけを散布するより、近隣一斉に散布した方が効果的です。

 

※成虫は飛び回るため駆除が困難であり、薬剤の効果も薄いため幼虫時に防除することが効果的です。

※薬剤の散布等でお困りの際はシルバー人材センター等にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ

農林水産課
TEL:0994-63-3123
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