公開日 2026年03月23日
令和8年4月1日からRSウイルス感染症(母子免疫ワクチン)予防接種の定期接種が始まります。
●対象者
接種時点で東串良町に住所登録がある、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦
※過去の妊娠時にRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある方も対象になります。
●ワクチンの種類
組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ:ファイザー社)0.5ml
●接種回数・接種方法
妊娠毎に1回・筋肉内注射
●接種費用
無料
●医療機関に持っていくもの
・RSウイルス感染症予防接種予診票
・母子健康手帳
・住所・氏名・生年月日を確認できるもの(マイナ保険証、運転免許証など)
RSウイルス感染症とは?
RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
母子免疫ワクチンとは?
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
接種を受けることができない方
・発熱している方
・重篤な急性疾患にかかっている方
・本ワクチン(アブリスボ)の成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
接種に注意が必要な方について
以下の方は、接種に際して留意する必要がありますので医師とご相談ください。
・妊娠高血圧症候群の発症リスクが高い方、過去に妊娠高血圧症候群と診断されたことがある方
・血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方
・心臓・腎臓・肝臓・血液などの基礎疾患を有する方
・これまでに予防接種後2日以内に発熱や発疹などのアレルギー症状が出たことがある方
・けいれんを起こしたことがある方
・免疫不全と診断されている方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
・本ワクチン(アブリスボ)の成分にアレルギーを起こすおそれがある方
ワクチンの効果
| 生後90日時点 | 生後180日時点 | ||
| 母子免疫ワクチンの効果 |
RSウイルス感染による医療受診を 必要とした下気道感染症の予防 |
6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
|
RSウイルス感染による医療受診を 必要とした重症下気道感染症(※)の予防 |
8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 | |
※医療機関への受診を要するRSウイルス関連気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸・SpO2 93%未満・高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。
ワクチン接種後の安全性について
| 発症割合 | 主な副反応 |
| 10%以上 | 疼痛(40.6%)※、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%未満 | 紅斑※、腫脹※ |
| 頻度不明 | 発疹、蕁麻疹 |
※ワクチンを接種した部位の症状
他のワクチンとの同時接種・接種期間について
医師が特に必要と認めた場合は、他のワクチンとの同時接種が可能です。ただし、海外の知見で、百日咳菌の防御抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があり、接種間隔等については医師と相談してください。
接種を受けた後の注意点
ワクチンの接種後30分程度は安静にしてください。また、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。注射した部分は清潔に保つようにしてください。接種当日の入浴は問題ありません。当日の激しい運動は控えるようにしてください。
予防接種健康被害救済制度について
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
※接種を受けたご本人及び出生した児が対象となります。制度の利用を申し込む時は、予防接種を受けた時に住民票を登録していた市町村にご相談ください。
